マドとゆっくりと某邪悪な諸悪の根源と(後編)

どうもみなさん、こんにちはこんばんはおはようございます。

マドです。

 

オタクの長い早口自分語りもようやく終わりです。

次回からは普通のブログに戻ると思います。多分。

 

 

さて、前回はかの実況者集団にハマるまでを話したわけですが、そこからまた暫く時が経ちます(お前いつも時が経ってんな)

YouTubeにある彼らの動画群を一応は見て回った私が興味本位で覗いたニコニコのマイリストに「ゆっくり実況」はありました。

 

その時の私は「へー、この人らゆっくり実況も出してたんだ」くらいにしか思っておらず軽い気持ちで開いたのは、何故か「革命日誌」(これは字幕実況であってゆっくり実況では決して、決して!ありません)

多分シリーズ二作目の「大東亜」がゆっくり実況だから初投稿もゆっくり実況という思い込みと文盲が産んだであろう一種の事故でした。

当時のニコニコの画質が悪かったのかその時使ってたPCの問題か、字幕実況だとすぐに気付いたものの、画面は悲惨なことにモザイク画状態でした。

「うっかり字幕実況開いてしまった…しかも字幕実況なのに画質が悪くて文字が見えん…」

コメントは一応見えるもののそれで内容が分かるはずはないので無言でそっ閉じ。

革命日誌は一旦諦めて「大東亜」を見始めました。

 

一応Hoi実況は彼らのエイリアンマルチや悪友などで知っていたものの、ゆっくりが実況するHoiは初めてで一体どんな感じなんだろうなぁとワクワクした私に待ち受けていたのは、今までのゆっくり実況とは全く異なる雰囲気も勿論のこと、「ゆっくり」という不思議な存在でした。

 

まず、「いつものキャラクター」がいない。

今まで私が見ていたゆっくり実況には、必ず「霊夢」と「魔理沙」その他「東方のキャラクター」がいました。

その彼女たちがいないのです。

 

一応、東方キャラがいないゆっくり実況も知っています。

「どうもみなさん、○○です」と喋るその中には実況者の名前が入ります。

それすら無い。

私が今まで見てきた動画の経験では、自己紹介でメンバーの誰かの名前もしくは、実況者集団の総統殿の名前が出てくるものだと無意識に思っていました。

予想に反して出てきたのは、彼らではなく「ゆっくり」という今までにないキャラクターでした。

 

「ゆっくりボイスを導入してみたよ」

「例の如く試し動画だから、不要だったら『ゆっくり』は粛清されるよ」

 

説明での紹介名は「ゆっくり」

一人称も、「私」でも「僕」でも「俺」でもなく、「ゆっくり」

大東亜の最終回でこの存在が黒髪の饅頭であることを知るまで、私の前で「ゆっくり」という姿形も分からない不思議なキャラクターが喋り続けることとなりました。

内容の理解は「大英帝国」を見た後までかかります。

 

第二次主役であの邪悪なアイコンが「ゆっくり」だと認識し、「ヒ逆」で歴史は分からずともストーリーに引き込まれ、「大英帝国」でまたちょっとキャラクターの違う「ゆっくり」も見て、ゆっくり実況ではないが「世界革命日誌」も見終わる頃には

 

私は立派な(?)「ゆっくり好き(狂い)のマド」になりました。

 

とにかく自分勝手でご都合主義、権力を持ってしまった知識ある悪童のように他国を喰い、国及び指導者に貢献する。

なのに頭が弱くて騙されやすい。

時には健気に頑張った挙げ句に裏切られ、時に戦火の最中で誰かを失う。

実況者としてのゆっくりはいつの間にか薄れ、私が引き込まれた時にそこに居たのは「ストーリーの中で一人のキャラクターとして」奔走し翻弄し、翻弄される「ゆっくり」でした。

これは今ままで見てきたゆっくり実況では見ることのなかったもので、私にとっては新鮮で興味深く、理解は完全に出来なくとも面白いものに映りました。

Hoiで物語が出来るとは。そして実況者であるはずのゆっくりが「物語の登場人物」として登場するとは。この興奮は今でも思い出します。

 

オタクの長々とした自分語りに付き合っていただきありがとうございました。

 みんなもかの諸悪の根源である総統殿のゆっくり、見よう!

そして私みたいに狂ってくれ(嘘です。普通に楽しんでいてください)

ちなみに、ギスクラなどの「普通のゆっくり実況」も私は勿論好きです。(何故こっちを先に見ていなかったのか謎)

 

 

 

総統殿はゆっくりWW1あくしろください